
スチームパンクなデザインのMOD。機能的な部分はTeslaですからある程度間違いのないところですし、見た目が好きなら買っちゃえよ、ってやつですね。
本記事は、ガジェット通販大手「GearBest」の提供でお送りします。
製品仕様 |
製品種別 | 温度管理モード対応BOX型MOD ※アトマイザー及び充電池は別売り |
外形寸法(実測) | 幅:22.8~25.0mm/奥行:55.3~56.7mm/高さ:88.1~89.3mm |
重量(実測) | 254.17g |
コンタクト | 510(スプリングローデッド) |
対応バッテリーサイズ | 18650(2本) |
動作モード | VW・VW Curve・TC SS316・TC Ni200・TC Ti・TC TCR |
VW範囲 | 7~120W(0.5W刻み) |
TC範囲 | 200~600°F / 100~300°C(0.5度刻み) |
内容物一覧 | NANO 120W MOD本体 取扱説明書(日本語なし) 製品保証書 バッテリー注意事項説明書 |
外観 |




金色の箔押しと、歯車だらけのデザインで外箱からして凝っています。MOD本体は全体がしっかりビニールで保護されていました。

シャレていますねー。国際郵便の荒波に揉まれて箱自体がベコベコなのが悔やまれます。

ヘアライン仕上げの重厚感にトップコートのヌルテカ具合。今回のレビュー実機のカラーバリエーションはブラックなので、エングレービングの凹み部分に墨入れしたような薄めのグレーが塗られています。
各部詳細・フィッティング |


底面に電池蓋があり、スライドして開けます。手前にも奥にも極性が表示されていますので、よく確認しながらバッテリーを入れましょう。なお、2本以上のバッテリーを使用するMODの場合は、必ず同じ種類で同時期に購入したものを、常にセットで使用しましょう。型番やヘタり具合が異なるバッテリーを組にして使ってしまうと、負荷が均等にかからず、重大な事故を招く可能性があり非常に危険です。

「NANO」の名を冠したシリーズ製品のわりに大きいし重い本機ですが、バッテリーの収まり方を見ると余分なスペースがなく、コンパクトな設計であることがわかります。


510コンタクトはスプリングローデッドです。そしてスレッド部分が一段凹んでいるので、フレームの天井部分とアトマイザーのベースがほぼ確実に密着します。結果、写真をよく見て頂くと一目瞭然なのですが、一度アトマイザーを着脱しただけで、少し傷というかトップコートが剥げてしまいました。

気になる方は、このような“ざぶとん”的なものを用意したほうが良いかもしれません。


パフボタンが斜めに付いていると、押しやすくて良いですね。





色々と載せてみました。22ミリよりは24か25ミリ、シンプルなものよりゴテゴテした見た目のアトマイザーが似合います。
メニュー構成・機能 |

液晶画面はコントラストがはっきりしていて、見やすいです。“OFF←→ON”と書かれているスイッチが電源で、これはカバンの中などで誤ってオンになってしまう事故が少し心配になります。爪で引っかけてカチッと操作する感じなので触れただけでオンになってしまうことはないでしょうが、万全を記すならば持ち運び時にはバッテリーを抜いて別保管したほうが良いように思います。

メニューの基本操作は、パフボタン3回から始まります。写真のように反転している項目(ここでは抵抗値)を+-ボタンで移動していき、パフボタンで決定して設定画面に移行、+-ボタンで調整してパフボタンで確定、という流れになります。

立ち上がりの鋭さを選べます。指定している電力を目指して最初にかける電圧の強弱が、これによって変化します。“USER”だけは立ち上がりの設定ではなく、さらに別の画面に遷移します。

前述の“USER”を選ぶとこの画面になります。俗に言うカーブモードです。全パフ10秒間を1秒単位に分け、○秒の時に○Wかける、という指定をします。なお、この設定はワッテージモード(本機の設定名では“KANT”)時のみ使用可能です。

モード切替の画面です。“KANT”がワッテージモード、それ以外が温度管理モードです。

温度管理のTCRモードで指定する値の目安範囲が、取扱説明書で表になっていました。本来Webを調べて廻らないと把握も理解も出来ない事なので、この配慮は優しいですね。


全設定をM1~M3の3カ所に保存しておいて、呼び出せます。カーブモードもTCRも3つまでは、よく使う設定を保持できるということになりますね。
まとめ |
触れてきたこと以外も含めた、このMODのポイントは……
- バッテリー充電機能がない為、別途充電器が必須
- 画面の上下回転は出来ない
- 25mmのアトマイザーが出っ張らずに載る
- 温度管理モードはしっかり機能するし、当然抵抗値のロック機能も搭載
- 流行りのカーブモードに対応し、MODだけで簡単に運用できる
- トップコートが簡単に剥げてしまうので、手入れか割り切りが必要
- 重いので徒歩での持ち運びには向かないが、安定感は抜群
- スチームパンク好きにはたまらないデザイン
GearBestのフラッシュセールで50ドルぐらいですね。探せばわりとどこでも売られています。アトマイザー付きのキットもある模様(GearBestにはありません)。
[ GearBest - Teslacigs Nano 120W ]
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