老舗のVAPE専門通販サイト「Heaven Gifts」からの提供でお送りします。

製品仕様 |
製品種別 | RTA |
外形寸法 | 高さ:34mm(ドリップチップ、510コンタクト部を除く) 直径:22mm |
重量 | 42g |
タンク容量 | 2.5ml |
デッキタイプ | ポストレス4ホール デュアルコイル向け |
コンタクト | 510 調整可能 |
ドリップチップ | 510サイズ、SS製 |
内容物一覧 | Conqueror Mini RTA Atomizer本体一式 予備ガラスチューブ 予備ネジ×4個 予備Oリング各種 工具×2種 ツイストコイル×3個 日本製コットン 取扱説明書×2枚(日本語なし) |
外観 |



毎度おなじみWotofoの丁寧な箱入りパッケージ(前回の記事からまるっとコピペ)です。
長いマイナスドライバーは、オームメーターに載せたまま作業をするのに便利。U字型の工具は音叉、ではなく、コイルの足の長さを一定で切る為のメジャーです(後述)。

本体は、ドリップチップ、トップパーツ、チムニー、ガラスチューブ、チャンバー、デッキ+エアフローコントロールリング、というパーツ構成です。

ドリップチップは5.5mmから9.5mmへと広がるテーパー構造。熱を伝わりにくくする為に中空になっている、Serpent Miniと全く同じドリップチップですね。

チムニーのリキッドの注入口もWotofo製品定番の形状。

チャンバーの上面に製品名のロゴが刻印されています。コンクラーというと、Age of Empireシリーズを思い出してしまいます。IRCチャットでインターネット対戦を始めて、開始5分で弓を背負った数名のヤカラに蹂躙されるゲームです。あとは他の参加者で決着がつくまで眺めているだけの、たいへん楽しいリアルタイムSLGでした。
下部のスリットは、デッキ側のリキッド供給口へと通じる穴です。

チャンバーの内側は、デッキの最上部付近から斜めに絞られている感じです。


ポジティブピンの出方は申し分ありません。必要に応じて、逆ネジになっているピンを緩めて調節することも可能です。
デッキ詳細 |

デッキにはポストがありません。中央の大きな楕円2つがエアフローの出口です。下の穴2つがポジティブ、上2つがネガティブのワイヤーホールになっていて、デッキ下の外周からマイナスのイモネジを締めることでコイルの足を固定します。シングルコイルでもビルド出来そうですが、おいしく吸うことを考えたら実質的にはデュアル専用ということになりそうです。
デッキ外周にある4つの切れ込みがリキッドの供給口になります。

カタログスペックではジュースコントロールが付いているような記載がありましたが、水平方向で4つのジュース供給口がすべて塞がる位置はありません。垂直方向も、締め方で塞がるようにはなっていませんでした。

デッキ側の赤枠の辺りが塞がっていたら、最後まで締め込んだ時に供給を止められそうに見えます。設計ミスかもしれませんね。
エアフロー・コントロール |


エアフローの全閉・全開はこのような感じで、無段階調整が可能です。かる~くスイスイ回ります。2面に広く開いており、出口も大きな楕円が2つある為、全閉でもギリギリ吸えて、全開は抵抗感ゼロのスカスカです。爆煙寄りのアトマイザーですから当然といえば当然。
使用感 |
さて、ビルドしてみますが、まずは謎のU字型工具の使い方から。これは取扱説明書によると「Coil measure tool」だそうで、コイルの足をデッキへ固定する前に、適切な長さにカットする為のものです。通常のデッキでは、ポールの反対側にはみ出た部分をカットするだけで良いのですが、本RTAではカットしてから穴に差し込むので、この工具を使って完全に同じ長さで切り揃える必要があるのです。

同梱のツイストコイルで初ビルドをしてみます。写真のように足をクロスさせてメジャーツールに通して、ニッパーの刃を下端に合わせてカットします。



ビルドの難易度は低いほうです。専用工具のおかげでコイルの高さがアンバランスになることはありませんし、コットンは短めに切って少し下に向けるだけ。個人の感想レベルですが、ベロシティデッキのRDTAより足の処理もウィッキングも楽に感じます。
味のほうは、0.2Ωという低抵抗に40Wをかけて、おっかなびっくり吸ってみたところ、スピットバックがすごくて味がどうとか以前に吸うのが無理でした……。
意を決して50Wまで出力を上げて、エアフロー・リングを全開、直肺でおもいっきり吸ってみたところ、スピットバックは来なくなり、モックモクで濃密なミストがおいしい! 出力と煙量、冷却効率のバランスを一致させることが重要なんだと気付かされました。




もう一度書きます。ビルドは簡単です。
上げても25Wぐらいまでで吸えるように、カンタルワイヤー26ゲージ、3mm内径で12巻きにしてみました。立ち上がりは最初だけ遅いのですが、温まってしまえば快適に吸えますしチェーンしても供給不足になりません。売り文句に「Cotton, Coil are the same level with the juice hole, then eliquid conductivity is better.」とありましたが、納得。吸い"上げない"から供給が良いのですね。
コットンワークに関しては、真下に曲げてジュースホールの下まで外周部をしっかり塞ぐか、やんわり斜めに傾けて塞ぐか、どちらの場合も漏れや滲みはありませんでした。
※後者のほうが巻いたコットンの断面が平行にジュースホールに接するので、供給がより良さそうです。ただチャンバー内が狭いので、コットンウィックのスペースを捻出する為にコイル幅を抑える必要があります。
まとめ |

サイズ比較です。左からSerpent Sub、Conqueror Mini、Serpent Mini、Serpent Altoの22mmなWotofo 4兄弟。うぉとふぉよんきょーだい。
22mmの爆煙デュアルデッキ、狭いチャンバーかつポストレスで濃厚フレーバーと、特徴的なRTAです。どうしてもシングル高抵抗でしか吸いたくない、という人でもない限り、選択肢の一つとしてアリだと思います。
リキッド消費速度が早いセッティングになるのは必然ですし、にも関わらず22mmアトマイザーで2.5mlしか入らない、というのはデメリットと言えなくもありませんが、そういう吸い方がおいしいリキッドがあるのも事実ですし、持ち歩くならコンパクトにしたいですよね。

レビューを一通りまとめた後、Fused clapton(Kanthal 28g * 2 + N80 32g)で組み直しました。スイーツ系リキッドをモックモクにして吸うのに、とても相性が良いRTAですね。



いろんなショップで購入可能です。
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