2017年1月17日火曜日

初心者に優しく、ステップアップに最適なテクニカルMOD - VapeOnly 『Lancer』

ペンタイプのスターター・キット『AURA MINI』、『Arcus』が人気のVapeOnlyが世に送り出した、BOXタイプのテクニカルMODをご紹介致します。製品コンセプトとして、「VAPE初心者の方がペンタイプからのステップアップを図りたい時にピッタリのBOX MOD」という意図が明確に感じられるものに仕上がっています。また、一通りの機能が一定以上の水準で良くまとまっており、見た目が気に入れば中級者以上の方でも十分に楽しめる一台です。
本記事は、VapeOnlyの正規販売代理店でもある電子タバコ専門店「ベイプオンライン」の提供でお送りします。




製品仕様

製品種別 温度管理モード対応BOX型MOD
※アトマイザー及び充電池は別売り
外形寸法 (W)21.5~22.5mm×(D)37.5mm×(H)86.0mm
重量 142.88g
コンタクト 510規格
内容物一覧 Lancer MOD本体
USBケーブル
取扱説明書
製品保証書


外観



MOD単体なので内容物の構成はとても少ないですね。箱と紙を除いたら、本体と充電ケーブルだけです。ゴールド、シルバー、ブラックの3色のラインナップがあるようです。今回レビュー用にご提供頂いたのは、ゴールドになります。



BOXタイプのMODらしからぬ丸みを帯びたデザインと、表面の仕上げにはVapeOnlyらしい高級感があります。ただ、そのせいかバッテリーを入れると総重量が200グラム近くなり、この大きさのMODとしては重いほうです。


取扱説明書に日本語のページがあります! これ、VAPE製品としては非常に珍しいことです。特に中国製のマスプロではVapeOnlyだけの特徴のような気がします。


さらに、ベイプオンラインさんでは、このような小さい紙を同封しています。BOXタイプのテクニカルMODを初めて手にする方、特に通信販売がメインで、使用方法について直接レクチャーを受けられる環境がない方への、とても気の利いた配慮です。


サイズ比較です。左からSerpent BOX、Lancer、iStick Pico Mega。18650バッテリーを1本使用する、温度管理対応のテクニカルMODとしては無駄のない設計で、スリムなデザインとなっています。


各部詳細・フィッティング


底面にバッテリーのフタがあり、軽く押し込みながらスライドすることで開閉します。内側に「-」と刻印されているように、バッテリーの向きは+側を奥に入れます。


底面の穴は、バッテリーに不具合が生じた際に発生したガスを逃がす為のものです。これがあることによって、万一の時の物理的な被害を低く抑えてくれます。


510コンタクト部。ペンタイプ向けアトマイザー等でたまに見られる、底面からの吸気に対応する為と思われますが、MODのフレームよりコンタクト部のベースが出っ張っています。つまり、どのようなアトマイザーを載せようとも、スラントリングを使うなど特別なことをしない限り、アトマイザーとMODの間にスキマが開きます。
どうせ開いてしまうならと諦めたせいかどうかは分かりませんが、ポジティブピンは完全に固定です。そして、幅が21.5mmでさらに面取りされているので、主流の22mmアトマイザーでさえ少しはみ出ます。




どうせはみ出るんだし、なんでも載せちゃえばいいんですよね。22mm未満のペンタイプから卒業したいけど、とりあえずアトマイザーは流用したい、という人も視野に入れてこうなっているので、最初から22mm以上を載せたい方はそもそも想定していません。



小さいアトマイザーが一番似合いますね。そして、Nautilus miniがいちばんしっくりきました。合わせたドリップチップがセンスなくてすいません。


パフボタンはストロークが浅いものの、しっかりしたクリック感があります。


一般的なMODの+-ボタンに相当するのがこのダイヤルです。ダイヤルといってもクルクルと回るわけではなく、左右それぞれに少し回すことで2つのボタンとして機能します。


メニュー構成・機能


使い方に関しては丁寧な日本語マニュアルが添付されているので割愛し、特徴的な部分にのみ触れていくことにします。
まず好印象なのが、0.96インチの大画面かつ高解像度で情報量の多い液晶画面です。



モードは一通り揃っています。VW、バイパス、温度管理はSS316、Ti、Ni、マニュアルTCRも3スロットぶん使えます。加えて、最近のテクニカルMODとしては珍しくVVも搭載。この点は既にBOX MODをお使いの方にとっても嬉しいのではないでしょうか。まさに全部入りです。



各モードの画面とは別に、詳細設定のメニューがあります。ここでは、
  • 各モードの表示・非表示切替設定
    使わないモードを非表示にできます。初期状態ではTCR2・3とVVは非表示になっています。
  • バッテリー情報
    バッテリー残量を数値で確認できます。
  • 連続パフタイム設定
    初期値は10で、1~12の間を1秒刻みで設定可能です。
  • パフカウンターリセット
  • バックライトの輝度設定
  • バージョン表示・リセット
    輝度以外の設定を初期値に戻せます。
  • 電源OFF
    このメニューからでなくとも5クリックでON/OFFできます。
一部モードの非表示や、10秒カットオフの変更、液晶画面の輝度変更は、これまで筆者が触れてきたテクニカルMODでは「みんな無いし無くて当然」の機能でした。設定リセットも含めて、初心者目線といいますか、フラットな視点で設計されていることに関心させられます。
惜しかった点としては、温度管理モード時のワッテージが自動なことと、最近の時流であるVWモード時の出力調整(立ち上がりや出力のカーブ設定)がないことです。製品コンセプトを考えれば今の仕様で必要十分なのですが、これらが備わっていればまさに「無い機能は無い」とも言えそうな出来だっただけに残念です。USB端子は充電だけでなくシステムのアップデート用として用意されているとのことなので、今後に期待します。


温度管理モードの検証

最後に、温度管理モードの有効性を見ておきましょう。



結論から先に言ってしまうと、本機の温度管理モードの働きは良好です。中国製チップの温度管理というと、大人気のiStick Picoですらクセがあり、うまく使いこなせている人はあまり見かけないのが実情です。
Lancerの温度管理モードは、アトマイザーを入れ換えた時の認識精度、リキッド切れ直前の状態を知らせるドライヒット検知ともに適切に動作し、安心して使えます。加えて、TCRモードの値調整も簡単に手早く行えるため、トライアンドエラーを繰り返すことも多い温度管理モードの運用において、ストレスが非常に少なく優秀であるといえます。

垂れ流しのつまらない動画ですが、SS316Lワイヤーの等間隔コイルに素のグリセリンをドリップして、十数回のパフを経てLancerがドライヒットを検知するまでを録画しました。普通に吸っている状況に近づけるために、息を吹きかけながら炊いています。
※普通に吸う時のようなつもりでグリセリンを染み込ませてしまったので無駄に長くなりましたが、あえて編集なしの等速にしておきます(笑)。




まとめ

フィッティングの項で述べたように、22mmのアトマイザーがはみ出る、どう頑張っても浮く、ということで既にテクニカルのBOX MODをお持ちの方は選択肢から外れますよね。対して、何かしらのペンタイプからスタートして次を探している方にとっては、現時点の資産を生かしてステップアップするという意図にベストフィットする一台だと思います。
温度管理対応テクニカルMODのすべての機能を使いこなすのは、VAPE初心者の方にはとても難しいことです。その点、本機は日本語マニュアル付きで、一通りの機能が備わっているので、様々なニーズに応えられます。お値段も実勢価格が5,000円を切るので、タバコからの移行でコストを気になさっている方でも納得できる範囲ではないでしょうか。

ちなみに筆者は、角のない優しい見た目と、シャンパンゴールドのiPhoneのような色合いがたいへん気に入りました。

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