2016年12月11日日曜日

ミストを丸飲みするワニの顎。RTAレビュー - Geekvape 『Ammit RTA』

Geekvapeが先月リリースした『Ammit RTA』のレビューです。
Geekvapeの製品には、理屈の通った設計と確かな品質、それでいて廉価、というイメージを持っています。これまで手にしてきたのはRDTAのAvocado、オームメーターの521 Tab、各種ワイヤーぐらいですが、どれも納得のいく買い物でした。
そんなGeekvapeが自称するところの独創的かつ革新的なRTAということで、いやがうえにも期待が高まるというものです。今回の製品は、老舗のVAPE専門通販サイト「Heaven Gifts」からご提供頂きました。



いきなりデッキの写真を載せてしまいましたが、ボトムからのエアーと同時に斜め下からもエアーが供給される様子をもって「three-dimensional airflow」であると公式に謳っており、それによって鮮やかで比類なき味が出ますよ、と、そう申しているわけです。
下のスリット状の空気口がGeekvapeの別ブランドである「DIGIFLAVOR」の『Pharaoh Dripper tank』と似た設計なので、同じエジプト文明から製品名として拝借し『Ammit』(アメミット)としたのではないかと推察します。幻獣Ammitはワニのような頭をしており、デッキのエアフロー構造がちょうど、大きくアゴを開いたワニのようにも見えます。


製品仕様

外形寸法 高さ:45mm(ドリップチップ、510コンタクト部を除く)
直径:22mm
重量 62.83g
タンク容量 3.5ml
デッキタイプ 2ポール
シングルコイル向け
コンタクト 510
調整可能
ドリップチップ 510サイズ、デルリン製
内容物一覧 Ammit RTA本体一式
予備ガラスチューブ
予備ネジ×4
予備Oリング各種
工具
取扱説明書(日本語なし)
※直径は一番下のエアフローコントロール部が22mmで、そこより上は23mmです。


外観



キレイ。丁寧。中国メーカーの中では数少ない「ちゃんとしてる感」。


予備のOリングは、ガラスチューブ上下のものとしてオレンジとシアンが用意されています。また、最近のGeekvapeのアトマイザーに必ず付いている工具は、プラスドライバーと2サイズの六角の3in1になっていて、持ち運び用工具としても便利。


本体は、ドリップチップ(デルリン製、510)、リキッドチャージ口のフタ、チムニー、ガラスチューブ、チャンバー、デッキ+エアフローコントロールリング、というパーツ構成です。


ドリップチップはデルリン製で接続部は510サイズ、内径が5.5mmから9.5mmに広がるテーパー構造です。


リキッドチャージは上部のキャップを外して行う、今や当たり前のトップチャージ方式。外周が内側に向けて傾斜しているので、穴の大きさ以上のノズルでもそのまま、こぼさずに補充が出来ます。


チャンバーの表には、なんとなくエジプトっぽいAmmitのロゴと、ワニ頭のアイコン。表からだと天井がフラットに見えますが……


内側はしっかりとすり鉢状に絞られていて、発生したミストをスムーズに上部へ導くようになっています。「構造を見ただけでおいしそう」と思える要素の一つです。


ポジティブピンは出っ張り方を調整可能で、なんと二段になっています。二段目を緩めて外すと、デッキのセンターポールを分解でき、隅々までキレイに掃除したい人には嬉しい作り。


デッキ詳細


デッキは2本のポールに2つの穴、それぞれ上からプラスネジで締めてコイルを固定します。中央の2本のスリットが下からの空気口、3連の丸い穴が斜め下からコイルに当てる為の空気口です。きちんと斜め方向に空気が出るように、穴の内部で角度がついていました。
両サイドの丸い穴がリキッドの供給口で、負圧によってこの穴からリキッドが上がってくる構造。穴にはコットンの足を詰めずに、穴の上にコットンの先端を乗せる感覚でビルドします。


Geekvapeの公式サイトでも、このように短くコットンの足を切ってね、という旨が解説されています。取扱説明書にもこれを載せてほしかったですね……。
見た目と穴の数・大きさが違いますが、KayfunのV3やV5でも採用されている方式です。


エアフロー・コントロール&ジュース・コントロール


ピンボケごめんなさい。一番下をクルクル回すと、空気の流入量を調整できます。クリック感がありますが、途中で止めることもできました。また、アトマイザーをMODに最後まで締め込んだあとも、デッキ側を残して外側だけが回り、これによってリキッドの供給口を開け閉めできます。写真1枚目が閉めた状態、2枚目が開けた状態です。移動時に激しく揺らされたり横倒しになるような使い方をする方でも、ジュース・コントロールを閉めておけば安心ですね。
エアフロー・コントロールの設計は、爆煙寄りです。全閉でもかろうじて吸うことができ、全開は普通に呼吸しているかのようなスカスカ具合になります。デッキ内の出口が2系統あるせいかもしれません。重めなドローが好みな私は、一段階目の止まる位置と全閉との間ぐらいが丁度よく感じました。


使用感


22mm(と言ってるけど実質23mmですよね)のRTAとしてはチャンバーの容積にとても余裕があります。そしてワニの顎エアフローで、広いチャンバー内のミストを立体的に余すところなく吸い上げる構造。というわけで、太いコイルを広い幅で組んでみました。24ゲージのKanthal A1ワイヤーを内径4mmで7巻き、スペースドにして幅を上顎に合わせます。シート状コットンは長さ70mmに切ったものを丸めて通しました。等間隔コイルでもコイルの形を崩しにくいシート状コットンは最高です。


先程も述べましたが、コットンは穴に添えるだけ。通してしまうと途端に供給が悪くなります。


内径4mmのコイルでも余裕のクリアランス。余談ですがワニの上顎の幅に合わせてコイルを作ると、足もグニャグニャ曲げる処理いらずでポールの穴に通せます。恐らくこれを考えて設計されていますよね。素晴らしいです。

というわけで吸ってみました。エアフロー全開っ! あー、ごく普通のワイヤーで出来た0.8Ωコイルを25ワットで炊いているとは、とうてい思えないような煙量です。ワニの顎恐るべし。RTAとしてはチムニーが若干短いので、温かく濃密なミストが口の中に飛び込んできます。荒いとかシルキーとかではなく、濃密です。

次に、ちびちびと重めのドローで味わう為のセッティングも試してみます。


26ゲージのKanthal A1ワイヤーを内径2mmで12巻き、今度はマイクロコイルにして幅を合わせました。コットンは長さ35mmにカットして丸めて通します。


ドリップチップを、先細りになっているタイプに付け替えました。18ワットで吸ってみます。
……。
変わらず濃密なミストです。ただこのセッティングなら正直、このアトマイザーである必要性が薄いですね。エアフロー・コントロールをギリギリまで絞ることによって、シングルコイルのフレーバーチェイサー向けっぽい味にはなりますが、他にそういう吸い方に向いているアトマイザーは沢山あります。あえてコレでやらなくてもよさそうです。具体的に言ってしまえば、Merlinですね。あちらはコイルに当たる部分も絞れるので、タイトドロー寄りにおいては一歩譲ります。サイズ感も似ているので使い分けるのが良いですね(マズいわけではないので、これ1つで色々試してみる価値は十分ありますが)。




まとめ

随所に光るGeekvapeの良設計、安心の加工精度、5千円以下で買える低コストさと入手性。このサイズで煙量重視寄りのアトマイザーとしては、現時点で一番オススメできるRTAだと思います。ビルドもコットンワークも大きく間違えようがなく、初心者の方にも良いのではないでしょうか。


※下が22mmなので、istick Picoにもバッテリーキャップに接触せずに載せられます。

[ Heaven Gifts - GeekVape Ammit RTA ]

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なお、今回製品をご提供頂いたHeaven Giftでは、12月9日から年明けの1月3日まで、同サイト最大級のセールを開催しています。
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