2016年9月19日月曜日

今夜くらべてみました - VAPEコットン吸収性能比較

手元にあるコットンの、吸収性能の良し悪しには本当に違いがあるのか? ということが気になって、比べてみました。比較対象はVAPEオンラインの三ツ桃ドライコットンタオル、調理用具のコットン、NINJA WORKZ、無印良品、コットン・ラボの5製品です。材料だけ見れば全て100%コットンです。
【2016/09/23追記】本稿1.のコットンについて正式発売となった為、各所に加筆・訂正を行いました。



各コットンについて

1.日清紡テキスタイル【三ツ桃ドライコットンタオル】


VAPEオンラインがモニターを募集していた、日本製天然コットン。資料によると、
  • 素材
    完全に綿100%です。特殊な製法を使い、水だけでコットンをシート状にしているため、すべての製造工程で接着剤や蛍光染料などは一切使われていません。
  • 特長
    水に強く、濡れても破れにくい丈夫な設計です。完全に天然コットンのみで作られているため、赤ちゃんやお年寄りなどの肌の弱い方でも安心してお使いいただける安全性です。焼却しても有害物質が発生せず、土に埋めれは分解されて自然に還ります。
とのことです。サイズは240mm×200mmで、繊維方向が240mmです。100枚入りで590円、コレだけ頼んだ場合は送料が400円で合計990円。10cm角あたりの単価を計算すると0.020円。値段だけで選ぶものではありませんが、今回の比較対象の中では最安値です。

2.コットン100%クッキングシート めんです(ワイド)



日清紡テキスタイル製のクッキングシート。パッケージ裏面の写真をご覧いただければ分かりますが、コットンのみで出来ていて安心だけど燃えるので直火やオーブンでは使えない、クッキングシートです。サイズがかなり大きいのですが、物自体は1.と同じコットンのようです。
Amazon楽天で購入可能です。280mm×240mmで、繊維方向が240mm。56枚入りで最安値が350円+送料540円。10cm角あたりの単価が 約0.024円になります。送料を考えて複数個パックを購入した場合はもっと安くなりますね。

3.NINJA WORKZ Vape Cotton



NINJA WROKZのVAPE用コットンです。公式の説明文によると、
製造:日本
綿の種類は木綿を使用しています。原産地:中国
原産地は複数の原料を季節に合わせてブレンドし使用しています。水の水圧で繊維を編み込んでいます。接着剤等は使用していません。
とのことです。成形方法や完成品の状態の傾向としては1.および2.と同一のようです。ただ繊維の編み込まれ方が大きく異なります。


写真1枚目が3.で、2枚目が1.です。3.のほうが、より繊維の方向を揃えようとしているように見えます。そのぶん繊維の密度が不均質に見え、肌触りも大きく違います。
私はNexmokeで購入しました。サイズは205mm×130mmで、繊維方向が205mmです。12枚入りで780円+送料380円。10cm角あたりの単価は0.363円。Vape用を謳うだけあって、1.や2.の10倍以上のプレミアムなお値段となっています。

4.生成カットコットン・大判タイプ


無印良品のコットン。Vapeを嗜む人なら誰もが知っているコットンではないでしょうか。
使い方が1~3と全く異なるので意味がありませんが、一応コスト計算しておきますか……? 90mm×70mmで繊維方向が90mm、135枚入りで公式通販にて購入した場合、500円+送料756円。10cm角あたりの単価は0.148円です。

5.オーガニックコットンパフLサイズ


こちらも有名なコットン。Amazonで買えます。私がRDAを使い始めた時に最初に購入した物です。80mm×60mmで繊維方向が80mm、120枚。プライム会員なら送料無料ですぐ届いて392円。10cm角あたりの単価が0.068円。




こうしてみると、すべて綿花から製造されたものとはいえ、それぞれ表情が異なりますね。いちばん目立つのは、4.と5.には種子の皮か何かかとおぼしき黒い粒が散見される点です。シート状、もっと言ってしまえばティッシュペーパーのような形状になっている1~3には純粋な白い繊維部分しかなく、薄いせいもあって白さが際立って見えます。

比較環境について


すべて普段から使っているものなので、いつも通りの2.5mm径のコイルに通すつもりで、全部のコットンを整えました。1~3は繊維方向ではないほうを60mm幅にカットし、繊維方向と平行に巻きます。
4と5は表面を片側だけ薄く剥がして捨てて、繊維方向ではないほうに均一に引っ張って伸ばし、厚くなってしまう端を切り落としてから、40mm幅程度にカットします。そして、剥がさなかった面を内側にして、繊維方向と平行に巻きます。※私の解釈が間違っていなければ、スコティッシュ・ロール・ウィッキングという手法です
こうして棒状にした5本のコットンの長さを揃えて、クリップに等間隔で挟み、端を切り揃えて整えます。左から1~5の順に並べました。


浸す液体は一般的なリキッドを想定して、植物性グリセリンとプロピレン・グリコールを1:1で混ぜたものに食紅を溶かし、よーく攪拌した自作リキッドです。


なかなか妖艶な見た目のVAPEリキッドが出来ました。吸いませんけどね。

吸収性能テスト、開始!

それでは、浸して吸い上げられる様子を確認してみましょう。動画をご覧下さい。※音声はありません



結論:吸収性能はすべてほぼ同じ
途中、白から赤へのグラデーションに差が見られますが、これは巻いている一番外側のコットンが浮いているせいです。芯に近い部分での吸い上げ具合には差が無いように見えます(それを確認する為に終盤で裏返して確認しました)。
また、速度ではなく量で見た場合に、ほんのわずかではありますが1.と2.に比べて3.のほうが赤色がより濃くなっています(繊維の密度が低くて赤が濃く見えるだけかも?)。

まとめ

なんだか微妙な結果になってしまいましたが、1~3のコットンは便利で使いやすく美味しい、と私は感じています。同じ供給速度の棒状に仕上げるまでに必要な手間は、4・5より少なく済みます。
また、俗に言う「コットン臭」についても1~3のほうが少なく感じます。これは憶測ですが、コットン臭というものは、コットンそのもの、あるいは毛羽立ちの部分が焦げることによって生じるのではないでしょうか。


ご覧の通り、4.と5.に比べて1~3は毛羽立ちが少ないです。そして、同じ径に通す目的で巻いたにも関わらず、膨張の度合いに大きく差が出ています。これがコットン臭、そして使っていくにつれてのコットンの痩せ、最終的には焦げに繋がっているのではないでしょうか。
あとはコットンワーク時に成形する長さに応じた適切なシートのサイズと、値段で選べば良いのかな、と考えます。選ぶための要素は提示しましたので、皆様のお役に立てば幸いです。


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3 件のコメント:

  1. 比較実験お疲れ様です。
    某貴族様の動画を拝見してシート状コットンが気になっていたところなので、とても参考になりました。
    ありがとうございます。

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    1. コメントありがとうございまーす。
      コットン100%のクッキングシートは盲点だったと思うので、ぜひお試し下さーい。私は今コレが普段使いです。

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  2. 検証実験されてる方がいらっしゃったとは!

    とても興味深く、非常に参考になりました
    ありがとうございます

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