本記事は、日本国内におけるVapeOnlyの正規販売代理店であり、お茶系が話題の台湾製リキッド「禁菸區(UnSmokeZone)」の取り扱いでもおなじみの、「ベイプオンライン」の提供でお送りします。

なお、今回のレビューにあたり試用した現物はサンプル品の為、製品版と異なる点があるかもしれません。あらかじめご了承下さい。
製品仕様 |
製品種別 | スターター・キット |
外形寸法(実測) | 【ケース】幅:35.5mm/奥行:15.0mm/高さ:116.4mm 【VAPE本体】直径:9.0mm/長さ:101.0mm |
重量(実測) | 【ケース】36.67g 【VAPE本体】18.35g |
バッテリー容量 | 180mAh |
出力 | 8W |
タンク容量 | 0.8ml |
タンク材質 | ガラス |
バッテリー コンタクト部 |
専用設計 |
ドリップチップ | 専用設計・アトマイザー一体型 |
内容物一覧 | ケース兼充電器 本体×2(各1.5Ωコイル組込済) 充電用USBケーブル 取扱説明書 |
外観 |




本体2本が収納されたケースと充電用USBケーブル、取扱説明書。とてもシンプルな内容です。製品版ではVapeOnly製品おなじみの、ベイプオンライン監修による日本語ページを含むマニュアルが添付されているそうです。

前作の『Malle』と異なり、『Malle S Lite』はケース部分にバッテリー機能がなく、ただの充電端子付きケースになっています。そのぶんコンパクトで軽く、胸ポケットにも無理なく入れておけるサイズ感です。
ケースの主な素材はプラスチックですが、前面のみアルミ合金のプレートになっています。これによってケース本体の変形を防ぎ、中のVAPE本体を守り、ポケットに入れて持ち運ぶ人を凶弾から(たぶん)防護してくれます。
フタ部分は強めのスプリングでカチャッと開閉。


ケース下部側面に充電用のUSB端子を備えています。ケース自体の表面仕上げはつや消し塗装で、高級感があるとまでは言いませんがチープさは無くそうとする努力が垣間見えます。前作のケースはプラスチック部分にテッカテカのおもちゃ感があったので、嬉しい改善点と言えるでしょう。
底面の二つの丸からは、本体先端のLEDの光が透けて見えるようになっており、充電状態の確認をここで行います。

本体を挿入する穴の底部にはマグネットが組み込まれているようで……

写真のように、挿したまま蓋を開けて逆さまにしても落下しません。安定して接点を確保しながら充電する為の工夫だと思われます。

続いて本体を見ていきます。バッテリー、コイルユニット、タンク兼ドリップチップの3ピース構造になっています。

バッテリーとコイルユニットの接続部外周に、霧化装置部分へと空気を送り込む穴が2つ空いています。持った時にここを塞いでしまうと上手く吸えないので気をつけましょう。
なお、中央に空いている小さな穴はオートスイッチ(物理的なボタンを押すのではなく、吸うことによって自動的に動作する仕組み)の検知部分です。バッテリー単体でこの部分を吸ってもスイッチが入ります(故障の原因になるので良い子は真似しないでね!)。

こちらはコイルユニットのバッテリー側です。ポジティブ端子は前述のオートスイッチの為に十字で溝が掘られています。前作のコイルユニットではここが一本の溝だったので、スイッチ動作のレスポンスや精度が向上しているかもしれません(残念ながら筆者の鈍感さでは体感できませんでしたが)。

側面2箇所のジュース供給口はとても小さいので、VG比率が80%以上のリキッドを入れて連続して吸うと、供給不足によってユニット内のコットンが焦げてしまうかもしれません。コイルの抵抗値は1.5Ωで、かかる電力が8Wということなので、ミスト量はかなり控えめであると予想できます。

タンク側と密着し発生したミストが通る部分には分厚いシリコンリングが置かれていて、気密性が保たれるようになっています。


リキッドの注入は中央を避けて矢印の位置へ、ここは本体の小ささが災いして、前作に引き続いて難儀な部分です。写真のようなニードルノズルのついたボトルがあると便利。
使用感 |
では実際に吸ってみます。

前項でニードルノズルのボトルがあると便利、と書きましたが、写真のような先端形状のユニコーンボトルなら、少し慣れればそのまま注入できました。
リキッドはジャスミン茶&フルーツメンソールの新北。タンクがガラス製なのでメンソール入りでも柑橘系のリモネン入りリキッドでも割れる心配はありません。
味のほうは、正直なところ可もなく不可もなく、といったところです。そこだけで比較すると前作『Malle』と変わった印象はありません。煙量かなり控えめ、ドローはかなり重めで頑張ればDirect lungも出来なくはないぐらい、といったところです。
くわえVAPE(オートスイッチの利点を生かしてくわえタバコのように吸うこと)はなんとか出来そうです。逆に、普通に持った時、

エアフローの穴をふさがないように、かつタバコのように持つと、そこはいちばん熱くなる場所なので長くは持っていられません。

結果、このように持つことになります。

とはいえ、そこを気にしても先端がこうやってピカーっと光りますので……受け入れましょう。

最後に、前作と比較してみます。全体の長さ、直径はまったく同じです。タンクの窓はMalle S Liteが2倍ほども長く、きちんと残量を確認することができる窓として機能します。

コイルユニットには互換性がなく、MalleとMalle S Liteでそれぞれ専用の交換コイルが必要です。構造上、Malleはコイルユニットを上下から挟むだけだったのに対し、Malle S Liteは上下ともにスレッドでしっかりと固定するように進化しています。これによって劇的に漏れづらくジュルりにくくなっており、ここが最大の改良ポイントとなっています。

全体サイズとバッテリーおよび充電まわりの仕様が同一の為、MalleのケースのバッテリーでMalle S Liteを充電することができます。
まとめ |
どこを比較してもMalleから良い進化を遂げていると感じました。Malleを現役でお使いの方はもちろん、同系統の小型VAPEをサブ機などで常用なさっている方にとっても、良い選択肢となるのではないでしょうか。ケースのカラーバリエーションも選び甲斐があるラインナップとなっているので、気になる方はぜひ下記のリンクからチェックしてみて下さい。
ちなみにリキッドの保持量が1.0mlから0.8mlへと減っていますが、ちょうど吸いきるぐらいのタイミングでバッテリー切れになるので、特に不便は感じませんでした。
VapeOnly『Malle S Lite』は、ベイプオンラインでお買い求め頂けます。
[ 本店:ベイプオンライン - VapeOnly 『Malle S Lite』 ]
[ 楽天市場店:MalleS Lite (マルエスライト)携帯ケース付きキット VapeOnly製 ]
[ ヤフー店:
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